桃花シリーズ第2弾! 神様世界の恋愛事情 「運命の桃花〜宸汐缘~」

「運命の桃花〜宸汐缘~」

(原題:宸汐缘 2019年 全60話)

 

BS12 10月6日(水)より放送開始!

月曜〜金曜 午前7:00~7:57

www.twellv.co.jp

www.youtube.com

 

<ぽいんと>

ラブロマンス

#ファンタジー

#神様のお話

#天上界の戦い

#オススメ度:☆☆☆☆

 

 

<あらすじ>(ネタバレ注意!)

第1部:

桃林に住んでいる灵汐(リンシー)は、身分の低い神(地仙)。養父で医仙の乐伯(ラーボー)から、桃林から出ないように言われていた。しかし彼女は好奇心が旺盛だったため、無断で外に出てしまい、洞穴のようなところに迷い込んでしまう。そこには、先の神魔大戦で昏睡状態に陥り5万年間眠っていた戦神 九宸(ジョウチェン)がいた。灵汐が興味深く見ていると、なんと九宸が目覚めてしまう。

神魔大戦では不明な点が多く、九宸は自分を目覚めさせた灵汐の身分に疑いを持ち、彼女を侍女としてそばにおくことにする。

やがて、灵汐が魔族ではないか、という疑いがかかる。九宸はその疑いをはらすべく、あらゆる手段を講じるが…。

 

第2部:

人間界に落とされてしまった灵汐は、目が見えない不幸な境遇の娘 林默(リンモー)として生まれ変わる。ここでもさまざまな試練に直面するが、彼女を放っておけない九宸は、ずっと彼女を見守っていた。そこへ、同じく人間界に落とされた山灵族(シャンリンズ)の国师である景休(ジンシュー)と灵汐が出会い、思わぬ三角関係へと発展していく…。

 

第3部:

人間界での試練を乗り越え、灵汐は天界へ戻る。灵汐は自分の出生の秘密を知り、その身分を回復するが、そこへ同じく灵汐の力を知った魔君(モージュン)が、彼女を手に入れようとして…。

 

<みどころ>

かなり切ないラブストーリーです。運命的に出会った九宸(ジョウチェン)と灵汐(リンシー)は、歳月を重ね、二人の関係性が段々と変化していくところが見所のひとつです。

 

永遠の桃花〜三世三生」に登場する人物とはまったく別の設定ですが、舞台は天界、魔界、桃林と同じ世界です。今回の登場人物たちも、皆とても個性的です。

 

主役の九宸を演じるのは、台湾の人気俳優 张震チャン・チェン)、1976年生まれです。4歳の時から子役として活躍し、1991年15歳のときに主演した映画「牯岭街少年杀人事件(A Brighter Summer Day)」では、台湾の映画祭「台湾电影金马奖」で優秀男優賞にノミネートされました。キャリアの長い俳優です。硬派な役をよく演じており、今回も戦神の役です。感情を押し隠しながらも役割に徹しており、表情もほとんど動きません。しかし、灵汐への恋愛感情が段々と生まれるにつれ、感情が湧き上がってくるかんじをコミカルに演じています。

 

灵汐を演じるのは、1988年生まれ、南京出身の倪妮(ニーニー)です。最初は純粋で天真爛漫な地神として登場します。書物を読んで九宸に憧れていたので、喜んで彼に仕えますが、やがてその感情が愛情へと変化していきます。なぜか魔気(魔族の気配)を身に纏っていたために誤解され、人間界におとされて、ひどい目にあいます。この自分の出生の秘密が鍵となり、本来の身分を取り戻す過程で、彼女は大人の女性になっていく、という成長物語でもあります。

 

灵汐のクールな师姐(同じ師匠のお姉さん格)青瑶(チンヤオ)を演じるのは、张芷溪(チャン・ジーシー)1987年生まれ甘粛省出身です。「大军师司马懿之军师联盟」では文昭皇后、「皇帝の恋〜寂寞の庭に春暮れて」では画珠(ファージュ)を演じていました。九宸の弟分の云凤(ユンフォン)からしつこく言い寄られても、青瑶は冷たくあしらい続けますが、それには理由がありました。この二人の恋愛事情も見所のひとつです。

 

お話をまとめますと、なかなか恋愛が成就しないハラハラドキドキの展開、天界社会の権力争い、天界と魔族との戦い、という複雑なプロットが同時進行していきます。「永遠の桃花〜三世三生」とベースが同じですが、私はこのお話の方が好きです。

 

 

 

 

 

hualiu.hateblo.jp

 

hualiu.hateblo.jp

 

hualiu.hateblo.jp