中国武侠ドラマの古典 「隋唐演義〜集いし46人の英雄と滅びゆく帝国〜」
「隋唐演義〜集いし46人の英雄と滅びゆく帝国〜」
(原題:隋唐演义 2013年 全62話)
<ぽいんと>
#古典
#隋から唐の時代
#武侠もの
#アクション
#オススメ度:☆☆
<あらすじ>
清朝初頭、褚人獲が書いた通俗歴史小説(全20巻100回)が原作。
西暦581年(日本は古墳時代) 北周の杨坚(ヤンジェン)が天下を統一し隋を建国、文帝と名乗った。滅亡した北斉の名将 秦彝の息子の秦琼(チンチォン)は下級役人だったが、ある日、公務中に襲われている李渊(リエン)(のちの唐の初代皇帝)を助ける。
程咬金(チョンジャオジン)は村の暴れ者だったが、その力強さを買われ、尤俊达(ロンジュンダー)と兄弟の契りをかわし、武芸に目覚めていく。
杨坚には二人の息子がいた。長男が皇太子だったが、次男の杨広も次の皇帝の座を狙っていた…。
<みどころ>
隋唐演義は、三国志演義と肩を並べる古典的武侠ものです。多くの武人が登場して話が複雑化していきます。隋から唐にかけてのお話です。
このドラマは2013 年制作なので、ちょっと古めかしい印象があります。ワイヤーアクションも流行り出した頃なので、やたら武人が飛んでいます(苦笑)。
主人公秦琼(チンチォン)役の严屹宽(ヤンイークァン)は確かにイケメンですが、「昔のスター」みたいな雰囲気です(苦笑)。女優も含め、他の俳優陣も垢抜けなくて、イマイチです。
武侠ドラマが好きな人以外は、後で見てもいいドラマだと思います。年代的には、「独狐伽羅」の次の時代になります。このドラマのあとの時代は「武则天」へと続きます。
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