過酷な愛憎をリアルに描く豪華後宮ドラマ「如懿伝〜紫禁城に散る宿命の王妃〜」

「如懿伝〜紫禁城に散る宿命の王妃〜」

(原題:如懿传 2018年 全87話)

 

BS11 火曜〜土曜 午前4:00~ 放送中

www.bs11.jp

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<ぽいんと>

#王道後宮ドラマ

#華やかな衣装とセット

#寵愛と世継ぎ争い

#陰謀合戦

清朝

#オススメ度:☆☆☆☆

 

ドラマ公式サイト

kandera.jp

 

<あらすじ>

流潋紫の小説「后宫·如懿传」が原作。

1735年(日本は江戸時代)、清朝では乾隆帝が即位した。彼は幼馴染みである乌拉那拉(ウラナラ)氏 青樱(チンイン)に妃になってほしいと告白する。だが、青樱の叔母は皇太后の政敵であったため正室とはなれず、側室として皇宮に入ることとなる。正室には、皇太后の推薦で富察(フチャ)氏 琅嬅(ランファ)が選ばれる。青樱は皇太后への恭順を示すため、如懿(ルーイ)と名前を改め後宮に住み始める。他にも何人かの側室が選ばれ、皇帝の寵愛をめぐる争いが始まる。地位ではなく皇帝の愛情のみを純粋に求めている如懿に対し、他の妃たちが嫉妬し、策略に陥れられていく…。

 

<みどころ>

(ネタバレ注意!)

「瓔珞〜紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃〜」とほとんど時代設定が同じですが、人物設定やストーリーが全く違います。

主人公の如懿(ルーイ)は、大変純粋な女性として描かれています。純粋すぎて歯痒いほどです。そして悲しい結末を迎えるので、はっきりいって、見ていてやりきれない思いが残るドラマです。演じているのは、中国4大女優の一人 周迅(ジョウ シュン)、独特の雰囲気と声の持ち主です。

 

相手役の乾隆帝を演じているのは、「女医明妃伝〜雪の日の誓い〜」でも皇帝役を演じていた、台湾の人気俳優 霍建华(フォ ジェンファ/ウォレス フォ)。皇帝役が板についていますよね! 辮髪は本当にかっこいい人にしか似合わないとても微妙な髪型ですが、霍建华はすごく似合っています(笑)。最初はいい夫でしたが、だんだんとわがままになっていき、夫としてはダメ出し満載です。でも皇帝なので、仕方がないですね〜。

 

如懿の宮廷での妹分 海兰(ハイラン)を演じているのは、台湾の女優 张钧甯(ジャン ジュンニン)。当初、海兰はよく周りの妃たちにいじめられ、いつも如懿に助けられていましたが、でも、如懿が冷宮に入るとだんだんと強くなっていき、最後には如懿を助ける策士となっていきます。张钧甯はとっ〜てもきれいですね〜!私のご贔屓です。「三国志〜司马懿 軍師連盟〜」「武媚娘传奇」「海上牧雲記〜3つの予言と王朝の謎」などにも出演しています。

 

後宮の黒幕、富察皇后役には、「三国志 The Secret of Three Kingdoms」で謎めいた先帝の皇后 唐瑛(タンイン)を演じている 董洁(ドンジエ)。このドラマでは、しとやかだけど嫉妬深く、他人を動かして陰謀をしかけていく皇后を静かに演じています。最後は非業の死をとげますが、死に方も「瓔珞」とは全く違います。性格も、真逆ですね!

 

物語の後半、如懿に最後に戦いを挑むのは、宫女出身の卫嬿婉(ウェイイェンワン)。 彼女が「瓔珞」での主人公 瓔珞と同じ人物ですがすごい悪役です(苦笑)。全く違う人物設定で、結構びっくりします! 卫嬿婉は何度も策を弄しては成功したり失敗したりするのですが、最後に乾隆帝と如懿の気持ちが離れてしまう決定打を放ちます。すごく黒いです!

 

「瓔珞」に比べると、「如懿伝」のほうがセットや衣装が大変豪華で楽しめます。中国皇室の装束は絢爛豪華で、ヘアスタイルも盛り盛りですね〜。

このドラマでは、周迅を含め地声で演じている人が多いですが、霍建华と张钧甯は大陸の人ではないためか、いつもアテレコです。そこで、本ドラマのメイキング映像を見つけましたので、彼らの生声をご堪能ください。

 

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ちょっと落ち込んでいるときに見れば、さらに落ち込むドラマかもしれません(苦笑)。

 

第1話は無料で公開されてます!

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~ Amazon Prime Videoにて配信中〜

新しい名

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  • 発売日: 2020/05/08
  • メディア: Prime Video
 

 

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