三世代に渡る想いを成就！ 「永遠の桃花〜三世三生」
「永遠の桃花〜三世三生」
（原題：三生三世十里桃花 2017年 全58話）
＜ぽいんと＞
＃ラブロマンス
#ファンタジー
＃神様のお話
＃天上界の戦い
＃オススメ度：☆☆☆☆
＜あらすじ＞（ネタバレ注意！）
唐七公子の小説『三生三世十里桃花』が原作。物語は３部分に分かれる。
第１部：
青丘（チンチョウ）を領土としている九尾狐族の姫である白浅（バイ チェン）は、「司音（スー イン）」という男性に扮し、師匠の折颜（ジャー ヤン）に連れられて九重天族の聖地 昆仑墟（クンルンシュー）に修行のため入門する。そこで、白浅は翼族の第２王子离镜（リジン）と知り合い恋仲になるが、横恋慕をした白浅の従姉妹 玄女（シュアンニュー）の策略により、二人は別れてしまう。
２万年後、天族（ティエンズ）と翼族（イーズ）の戦いが始まり、昆仑墟の師匠であり天族の戦神である墨淵（モーユァン）が戦いの先頭に立つ。激しい戦いの末、墨淵は翼族の擎苍（チンツァン）を封印することに成功するが、多大なダメージを受け意識を失い、深い眠りにつく。７万年後、擎苍の封印が外れかけた時、白浅は再度封印をかけるが、擎苍の反撃に合い、記憶と仙力をなくして人間界へと転生する。
第２部：
人間界へと転生した白浅は、森の中に一人で住んでいる。ある日、白浅は傷ついた小さな黒蛇を拾い、手当てを施す。それは、墨淵と瓜二つの天族の皇太子 夜华で（イエファ）あった。彼は、記憶のない白浅に素素（スース）と名付け、やがて二人は愛し合うようになる。夜华は、素素を天族へ連れて行くが、そこには厳しい試練が待っていた…。
第３部：
再び青丘へ戻った白浅は、天族でのひどい記憶を消し去り、上神として暮らしている。そこへ、夜华と偶然出会うが、彼女は彼のことがわからない。夜华は素素だと確信し、彼女の記憶がないまま、もともと交わされていた婚約をすすめるべく、天族へ連れて行く…。
＜みどころ＞
時代劇のスター杨幂（ヤン ミー）が主人公の大ヒットドラマです。今回の相手役は、台湾の人気俳優 赵又廷（ジャオ ヨウヤン/マーク チャオ）。墨淵、夜华の二役を演じています。天上の世界が舞台のため、背景はCGで制作されています。天族と翼族の戦いもワイヤーアクション満載、超獣などもでてきてとても劇画的です。また、夜华の白浅への想いのひたむきさに心を打たれます。彼はすごくよく泣くんですよ〜！
この主人公二人に並行して、別のカップルのロマンスも語られます。白浅の姪っ子、白凤九（バイフォンジョウ）は、天族で上神の东华（ドンファ）に危ないところを救ってもらい、恩返しをしに天族へ行きますが、愛情を感じる能力のない东华に冷たくあしらわれます。それでも东华と共にいたいと願い、女官にまでなります。そして、东华が次第に心を開いていき…という展開です。东华を演じているのは、人気俳優でモデルの高伟光（ガオウェイグァン）です。いかにも「俺様キャラ」な雰囲気いっぱいです。そして白凤九を演じるのは迪丽热巴（ディリルバ）、めっちゃ綺麗ですね！ウィグル族出身です。この二人のロマンスも話題となり、2020年に単独のテレビドラマ「三生三世枕上书」が放映されました。
なかなか複雑で、試練の多い時代劇ロマンスに仕上がっています。
杨幂主演のドラマは、こちらも注目！
~ Amazon Prime Videoにて配信中〜
