痛快!後宮出世物語 「瓔珞(エイラク)〜紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃〜」
「瓔珞(エイラク)〜紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃〜」
(原題:延禧攻略 2018年 全70話、日本語字幕版 65話)
BS11にて放送中!
月曜〜金曜 15:29~16:30
公式サイト
<ぽいんと>
#犯人探し
#清朝
#華やかな衣装
#宮廷ドラマでイチ押し
#オススメ度:☆☆☆☆☆
<あらすじ>
乾隆6年、1741年(日本では江戸時代)のこと、平民の魏瓔珞(ウェイ インルオ)は、ある日、宮廷に宮女として働きに出ていた姉が死体で戻ってきたことに驚愕する。姉の首には明らかに絞められた痕があるが、「自殺した」「重大な罪をおかした」と貶められる。
母親代わりだった姉は、誰かに殺された違いない、と確信した魏瓔珞は、自身も宮女として後宮に入り、姉殺しの犯人探しを開始する。
<みどころ>
中国の宮廷ドラマは多々ありますが、これは秀逸です。魏瓔珞(ウェイ インルオ)は後宮(江戸時代でいうところの大奥)に入るとすぐに様々な試練に直面し、何度も陥れられそうになりますが、彼女の機転と知略、鉄のように強い性格により、すぐに相手に逆襲し勝利を積み重ねていきます。まさに女性版「半沢直樹」、倍返しです。
以前の宮廷ドラマであれば、主人公がいじめに耐えに耐え抜いて、最後にやり返す、というのが多かったのですが、このドラマはやられたらすぐにやり返します、しかもやり方が痛快! 見ていてスッキリします。そして、なんと最後には皇后まで昇りつめます。その過程が楽しみですね!
このドラマの日本版タイトルは、魏瓔珞ひとりに焦点があたっていますが、原題は『延禧攻略(イェンシーゴンリュエ)』。(ゲームのタイトルみたいですね。)魏瓔珞のみが主人公ではなく、皇帝(乾隆帝)、富察(フチャ)皇后、娴妃(シィエンフェイ)の四人が主人公です。「延禧」とは、紫禁城にある皇帝の妃の住まいの一つ。主人公のモデルとなった、孝儀純皇后と乾隆帝が過ごした館です。まさに、魏瓔珞が延禧宮(イェンシーゴン)の主となるまでのドラマなのです。(建物はその後、焼失しました。)
もう一つの見所は、後宮の皇后・貴妃の華麗なヘアスタイルや衣装。私は最初、映画『スターウォーズ』のアミダラ王女を想起したのですが、これは清朝の貴妃たちをモデルにしたんでしょうね。頭髪を高く結い上げ、髪飾りもてんこ盛り、さぞかし首や肩がこったでしょう。ドラマの場面でも、しばしば貴妃が女官に肩を揉んでもらっているシーンが登場します。
他にも、富察皇后の弟と瓔珞のロマンスも気になりますが、最後は皇后になるので皇帝の妃になるのです。その点も見逃せません。
魏瓔珞を演じているのは、吴谨言(ウージンヤン)。この役で一躍有名になり、数々の女優賞を獲得しました。ちょっと松雪泰子さんに似てませんか?
このように見所満載なので、一度見出すと止まりません!
中国でも放映当時から話題沸騰で、数々の賞を受賞しています。
はまりますよぉ〜!
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